『アクション リーディング』「時間がなくて本が読めない」がなくなる! |赤羽雄二【書評】

あなたは、せっかく本を買ったのに、「本を読む時間がない」「本を買ったのはいいものの、読めないまま積読になっている」なんてことは、ないでしょうか。

本屋に行ったり、Amazonなどインターネットの通販サイトを見ていると、ついつい色々な本を買ってしまいますが、買った本をしっかりと読み切れていると言う人は案外少ないのではないでしょうか。

「時間がなくて読めない」と言う人は、時間に対して受け身になっており、自分から積極的に読書の時間を作ろうとしておらず、優先順位を下げてしまっていることが原因だと言います。時間ができたら本を読もうと思っている人は、いつまで経っても本を読む時間を作ることはできません。

今回は、そんな「受け身」の読書から「攻め」の読書スタイルに変えるためのヒントになる一冊をご紹介いたします。

「時間がなくて本が読めない」と言う人は、必読の本です。時間がなくても、本書をだけは絶対に読むべきだと感じます。なぜなら、あなたが「時間がなくて本が読めない」と言うことを言う必要がなくなるからです。

アクション リーディング|赤羽雄二

今回ご紹介する本は、赤羽雄二さんの著書である『アクション リーディング』です。

赤羽雄二さんといえば、『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』が大ベストセラーになり、今注目されているビジネス書著者の一人ですが、元々は世界最強のコンサルティング集団であるマッキンゼーで活躍された経験があり、マッキンゼーと言う世界の中でも激務中の激務の会社の中でも、読書の時間を作り、仕事に活かしてきたと言う経験から書かれているため、すぐに実践できる内容ばかりです。

本書に書かれているアクションリーディングを実践することで、誰でも忙しい日常の中で、読書をすることが可能だと言います。

「できる人」は、本に対して積極的です。「攻め」の読書スタイルです。

時間がないなかでも、自らが必要なものを選び、時間を無駄にせず読み、読んだ内容を自分のものにしていきます。

私自身、睡眠時間を削って仕事をしていたマッキンゼー時代も、月に10冊以上は必ず読んでました。

赤羽雄二|アクション リーディング

本書の中で、赤羽雄二さんは、「時間がないから本が読めない」「本を読んでも役に立てられない」と言う人は、「読み方」「身につけ方」を知らないからだと言います。

また、最近では、インターネットで情報を得れば、本など読まなくて良いのではないかと思っている人もいるかもしれませんが、それも大きな間違いだと言います。なぜなら、インターネットでは、体系立てられた知識にならず、物事の本質に迫るような知識が得られないからだと言います。

本書では、本の「読み方」「身につけ方」を丁寧に解説されており、インターネットでは得られない、本から得られる本質をしっかりと自分のモノにするための情報が満載です。

本が読めない理由

そもそも、なぜ多くの人が本を読むことができないのでしょうか。本を読みたいが読めないと言う人のほとんどは、「忙しいから本が読めない」と理由を挙げます。

忙しくて本が読めないと言う人が最初にすべきことは「本を読む」優先順位を上げることだと言います。

例えば、仕事の締め切りが迫っているから、本を読んでいる場合ではないと言う状況があるかと思います。しかし、仕事の締め切りを理由に本を読めないと言う方は、その行為自体が「受け身」であると言うことに気がつかなければなりません。

「攻め」読書を実践できていれば、忙しかろうと、読書は必要なものなので、忙しくても必ず時間をとって本を読むはずだからです。

では、「本を読む優先順位を上げる」とは、どのようにすればいいのでしょうか。赤羽雄二さんは、次のように述べています。

本は生きていく上で必要だから、仕事をしていく上で必要だから、成長し続ける上で必要だから読む、というふうに考え方・位置付けを変えるのです。すると、本が「読んでも読まなくてもよい」ものではなくなり、意識の上で、読書の時間をきちんととるようにしよう、と思うようになります、そして、役立つものであるからと、正々堂々と時間をとり、適切な時間をあて、集中して読むことができるようになります。前向きかつ必需品としての読書の位置付けです。「攻めの読書」ですね。

赤羽雄二|アクション リーディング

本は30代になるまでに300冊

赤羽雄二さんは、本を読む量の目安としては、30代になるまでに300冊は必要だと言います。また、それ以降は、1年に50冊程度のペースで読むことをオススメしています。

もし、すでにこれ以上の本を読んだという人は、読書だけでなく、会社以外のコミュニティの人に会ったりして、知識の幅を広げていくことも重要だと言います。

30代までに300冊と言いますが、その内訳は、半分の150冊はビジネス書や自己啓発書など自分の成長に繋がるもの、残りの半分は小説や歴史書や教養を深めるようなものなどを読むべきだと言います。

読書仲間を作ろう

赤羽雄二さんは、読書仲間を作ることが、読書習慣を身につけるために非常に有効だと言います。「読書会」や「読書サークル」、SNS上の「読書グループ」など、読書仲間を見付ける場はたくさんあります。

読書仲間がいて、集まって情報交換することで、次のようなメリットがあると言います。

「忙しくて時間がない人がなんとか読書の時間を捻出し、仕事に役立たせる。そしてもっと成長する」という趣旨で刺激し合うところが特徴です。忙しい毎日の中でどうやって本を読んで学んでいるかという意見交換ができれば、よりよい読書スタイルを見つけられるかも知れません。

赤羽雄二|アクション リーディング

読書仲間は、オススメの本を紹介しあい、質の高い本を共有し合うということは、もちろんですが、読書法、読書術などについても共有し合うことができるのです。

また実際に読書会に参加したり、読書グループなどで会話することで、次のようなメリットがあり、参加せずに一人で読書をするのとは、次元の違ったハイクオリティの学びを得ることができます。

  1. 本読んだら短くても必ず感想を言う癖がつく。そのほうが確実に頭に入る
  2. 自分が関心を持って読みたいと思った本への他の人の感想を知ることができる
  3. しかも、そこですぐ質問をしたり、ディスカッションをしたりすることができる
  4. 読むべき本の選択肢が増える。自分の知らなかった本との出会いとなる
  5. 問題意識が高まり、今度は自分が本の提案をしようと思って情報感度がどんどん強化される
  6. 結果として好循環が起きやすくなる

本を読んだら人に話そう

赤羽雄二さんは、本を読んだら、できるだけ人に話すことをオススメしています。

人に話そうとすることえ、自然に重要なポイントが整理され、わかりやすい会話をするトレーニングにもなると言います。

また、他人に本について話すことで、相手から思ってもみなかった感想や質問が返ってくることがあります。そうした自分とは違った価値観や考えの振れ幅を知ることで、「自分が当然こうだと思い込んでいることが決して当たり前ではない」と知る勉強になると言います。

さらにいえば、本について、仲間と議論することができると尚良いと言います。オンライン上の会話ではなく、実際に会い、少しの時間でも仲間と本について議論することは、読んだ本をより自分に染み込ませたり、内容を整理したり、読書へのモチベーションの維持など様々なメリットがあります。

実際に会社で、本について意見交換の場を開いたそうですが、なんと2回目の開催の時から、周囲にも大きな変化が生まれ始めたと言います。

わずか2度目で、後輩が自分の行動について考えられるようになったと喜んでいらっしゃる方がいました。「今まで、いつも答えを求めてきた後輩が、本を読むことで自分がどのように行動すればよいのかを考えるようになった」

赤羽雄二|アクション リーディング

まとめ

本書は、多くの人が忙しいことを理由に読書をすることを後回しにし、「受け身」の読書を続けていますが、そんな忙しさを言い訳にする自分と決別し、「攻め」の読書への第一歩を踏み出させてくれる一冊です。

普段なかなか本を読む時間がないと言う方も、一度本書を読む時間の優先順位をあげて、作って欲しいと思います。読書は、あなたが思っている以上にたくさんのことをもたらしてくれるはずです。

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赤羽雄二さんも本書の中で、読書仲間の重要性を何度も述べています。

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友達に本のことを話そうとしても、なかなか話すことができないと言う人もいるかもしれませんが、読書会に参加すれば、心置き無く本について語ることや情報交換をすることができます。

また、読書会に参加することで、オススメの本のみならず、オススメの読書法や読書術についても知ることができるため、なかなか読書を続けられないと言う方も、読書を続けるきっかけを得ることができるはずです。

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