『かもめのジョナサン完成版』|リチャード・バック【書評】

周りの人が自分の意見をわかってくれない、自分の思いを友達に話しても理解されないという方も、いるのではないでしょうか。

特に社会人となると、平日の大部分の時間を、誰と過ごすかは、所属する会社の人事部に委ねられ、自分と同じ価値観の人と過ごすことは、難しくなってしまいます。

しかし、広い世界を見た時に、自分と同じ価値観、考え方、生き方を望む人たちはどこかにいるはずです。

今回は、今の環境や人間関係に悩んだ時に、是非手に取ってほしい1冊をご紹介いたします。

かもめのジョナサン完成版|リチャード・バック

今回紹介する本は、リチャード・バック氏の著書である『かもめのジョナサン完成版』です。

本書は、元々1970年にアメリカで発売され、新たな文化を求めるヒッピー文化を持った西海岸の若者を中心にブームが起き、世界中へ広まり、世界で4000万部という驚異的なベストセラー作品です。

発売当時は、第3章までの構成でしたが、2012年に筆者が小型飛行機の操縦中に墜落事故を起こし、重症を負ったことをきっかけに、2014年には封印されていた第4章を含めた『かもめのジョナサン完成版』として再発売されました。

これからお読みになる方は、第4章まで含めた『かもめのジョナサン完成版』をオススメいたします。

まだ見ぬ自分の理想の環境へ

主人公(主鳥公?)は、タイトルにもあるようにカモメのジョナサン・リヴィングストン。

同じ群れのカモメたちは、餌をとるためだけに、毎日飛び続けますが、ジョナサンは飛ぶ行為自体に喜びを感じ、価値を見出します。

ただ意味もなく、餌を取るためだけに飛び続ける周りのカモメ達に、ジョナサンは生きる価値はどこにあるのかを疑問に持ち続けます。

うかがいたいんですが、いまの生活のあとにはいったい何がおこるのでしょうか?

そして、私たちはどこに行くのでしょう?

かもめのジョナサン完成版|リチャード・バック

ジョナサンは飛ぶことを極めようと、どれだけ低速で飛行できるか、どれほど低空飛行ができるか、そして時速何百kmで飛ぶことが出来るかに挑戦するため、高高度から急降下するような飛び方を、寝食を忘れ、練習し続けます。

生活の中で最も重要なことは、自分が一番やってみたいことを追求し、その完成の域に達することだ。

かもめのジョナサン完成版|リチャード・バック

しかし、次第に群れの他のカモメとの間に亀裂が生じ始め、群れを追放されてしまいます。

ジョナサンは、1羽になってからも、自分の価値観を変えず、より高度な飛行の訓練を続けます。すると、そこに光り輝く2羽のカモメが現れ、ジョナサンは未だかつて出会った事がないような、自分と同じ価値観を持ったカモメたちの群れに遭遇し、ストーリーが始まります。

やりたいことを我慢してはいけない

私たちの人生に『かもめのジョナサン』を当てはめた時に、あなたはジョナサンのような勇気ある行動が出来ているでしょうか。

自分が何かを挑戦できない理由を、仕事が忙しい、お金がない、時間がないと言った理由や、周りのせいなどにしていないでしょうか。

ジョナサンは、群れを追放され、孤独になっても自分の価値観を変えず、自分が本当にやりたかったことを追求し続けます。その結果、本当に自分が理想とする同じ価値観の仲間に出会うことが出来、新たな群れにいることで1羽では習得できなかったような高度な飛行法を学んでいきます。

環境が人を作ると言われるほど、今いる環境は自分に影響を与えています。ジョナサンのように周りに屈折しない、強い意思を持っていれば別ですが、もし意思がないならば、環境を変え、自分と同じ価値観を持った人を探していくべきではないでしょうか。自分と同じ考えを持った人といることで、加速度的に成長が出来るはずです。

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まとめ

本書『かもめのジョナサン完成版』は、新たな時代を求める若者から広まっていきましたが、今の時代は改めて本書を読むのにちょうど良い時代のように感じます。

アメリカ大統領がドナルド・トランプ氏になったのも、今までの流れとは違う新たな勢いを求める若者からの支持が大きかったことが密接に関連しています。

日本でも、終身雇用がなくなり、年金や退職金も期待出来ない世の中で、若い世代は新たな働き方や生き方を求める時代になっています。しかし、会社の上司からは、定年退職まで一つの会社で勤め上げることが美徳のように語られ、新たな行動を起こすべきと心の底で思っていても、周囲の反対意見が耳に入り、動き出せないという20代、30代の人が非常に多いように思います。

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しかし、どんなきっかけであっても、読書をすることが、自分のためになるということは誰もが認めるはずです。

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われわれは自由なんだ。

好きなところへ行き、ありのままの自分でいていいのさ。

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