マイルドヤンキーの暗い未来!グローバルエリートで理想の人生を手に入れろ!

日本が世界の最長寿国として認知されるようになって久しいですが、2015年1月にNHKが特集した『NHKスペシャル NEXT WORLD 私たちの未来』では、世界の長寿研究者の多くが、「2045年に平均寿命は100歳に到達しているかもしれない」と予測しており、私たちの残された人生は思っているよりも長くなっているようです。

人々の平均寿命が延び、人口動態が変化していくと同時に、新たなテクノロジーが世界を変え、グローバル化が想像絶する勢いで進んでいく今の時代、私たちの働き方や活躍できる人の条件がどんどん変化していくことを避けることは出来ません。

これからの時代の働き方のキーワードの中で、最近話題に出てくるものに、『マイルドヤンキー』という言葉がありますが、『マイルドヤンキー』でいることで幸せな人生が手に入れられるかと言われれば、疑問が残りますし、世界を勝負に国境を越えて働く『グローバルエリート』、そして世界中好きな場所で好きな仕事をする『ノマド』こそが、次なる時代の働き方の見本になるような気がします。

グローバル人脈

↑マイルドヤンキーに明るい未来はなく、誰もがグローバルエリートとして世界を舞台に仕事をしなければ生き残れない

数年前からビジネス書などの中で頻繁に目にするようになった『マイルドヤンキー』ですが、元々は博報堂ブランドデザイン若者研究所のマーケティングアナリストである原田曜平さんが、2014年1月に定義した言葉だと言われており、 著書の『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』で一躍有名な言葉になりました。

マイルドヤンキーとは、地元から出たがらず、地元の人間関係や仲間意識、家族を大事にし、車や家は所有するもののITリテラシーなどが低く、上昇志向も低い人たちのことを言いますが、近年このマイルドヤンキーと呼ばれる人たちが増えてきています。

大学を卒業し、大企業に就職した人たちの中にも、このマイルドヤンキーに近い性格をしている人たちが増加しており、海外には興味がない、出世にも興味がない、今が良ければそれで良い、今の仕事がなくなるはずない、と言った考えを持っている人たちは、自分がマイルドヤンキーに近づいているという自覚がないまま、生活しているということが少なくありません。

サラリーマン

↑日本のほとんどのビジネスマンにはグローバルという視点が圧倒的に欠如している

地元だけの生活し、日本だけで仕事をして一生を終えるか、広い世界を見て仕事場や生活の拠点を世界中で自分の好きな場所にするかは、もちろん個人の自由ですが、人口が減り続け、高齢者がとてつもないスピードで増加し、100歳まで生きるのが当たり前の日本で、残された人生を日本だけで過ごし、嫌な仕事をし続けるのはあまりにも酷なことのように感じます。

退職金がなくなり、年金制度の崩壊がほぼ確実なこれからの時代は、若いうちから盤石なストック型収入を作らない限り、60歳で安心して退職出来るという人はほとんどおらず、70歳、80歳、そして100歳近くになっても働き続けなければ生活が出来ないという人が急増するのは確実ですし、まだ何十年も働かなければいけないのならば、いち早くストレスなく自分が活き活きと働ける方法を見つけることが、必須のように思います。

100歳スーツ

↑100歳まで働かなければ生活できない未来が待ち受けている可能性が高い

ホリエモンこと堀江貴文さんは、著書の『君はどこにでも行ける』の中で、海外に行くのも、行かないのも自由であるが、海外に行こうと思えば、もはや国境という概念はそれぞれの人の頭の中にしかなく、行きたいと思えばどこにでも行けると言っており、海外に出ていくグローバルエリートしか、これからの時代はお金を稼ぐことが出来ないと言います。

多数を占めるマイルドヤンキー層は、より強くこの国に固着しがちになっていく。数が膨れあがっていくのは、マイルドヤンキーだ。生まれ育った地元に残る志向が強く、新しい出会いより、昔からの仲間を大事にする。ITへの関心やスキルが低く、情報の質も量も足りない。(中略) 一方、この不景気にも衰えていない元気なエリート層は、日本の古い価値観に縛られることなく、独自に活躍していくだろう。(中略) いまは個人が出て行って、好きなところで好きなだけ活躍できる。SNSの恩恵を、誰でも受けられる時代だ。ほんの少し情報の質を高めるだけで、日本から飛び出していく方法は、いくらでも見つけられる。

マイルドヤンキーはマイルドヤンキーのまま。そして、エリート層は外へ出て、さらに稼いでお金持ちになっていく。

堀江貴文│君はどこにでも行ける

グローバル

↑情報の質を高めれば、世界を舞台に働くことは簡単なことであり、日本を出ない限りこれからの時代は稼ぐことは不可能

コンサルタント会社のヘンリー&パートナーズの調査の『パスポート自由度ランキング』によれば、2016年現在、日本人のパスポートは世界でもトップクラスの信頼度があり、世界173 ヵ国にビザなしもしくは到着ビザで入国することができるそうで、1位のドイツの177ヵ国には及ばないものの、海外に行きたいと思えば、主要な国のほとんどに今から航空券買って今日中に旅立つことができる恵まれた立場にいるにも関わらず、その認識を持っている人はほとんどいないように思います。

その証拠に、外務省が発表した平成27年1月~12月の旅券統計によれば、有効旅券数は3058万4,031枚であり、総務省統計局が発表した平成27年12月1日現在(確定値)の総人口が1億2710万3000人であることを考えると、こんなにも恵まれたパスポートであるにも関わらず、日本人でパスポートを所有しているのは、たった24%であることがわかります。

passport

↑日本人は、自分の意志さえあれば今日から海外に飛び立てるのに、多くのパスポートすら持っていない

日本人の内向き志向は完全な島国であることも関係しているかもしれませんが、海外に目を向けなければ、世界の中で相対的に日本がどのような立ち位置にいるのかを判断することが出来ないため、島国であることや日本語しか話せないということはただの言い訳に過ぎず、すでに日本が世界から取り残されてしまっている現状に気がつかなければなりません。

堀江貴文さんも、世界各国を巡って感じたこととして、アジア各国の急速な経済発展により、アジアの若い人たちは、既に日本の若い人たちと同じような生活水準で暮らしているということを指摘していますが、これは自分たちでアジアの国を訪れればすぐにわかることであり、日本人の若い世代に危機感がないは、実際に海外を訪れようとせず、自分がマイルドヤンキーになっていることにすら気が付いていないからのように感じます。

20代の地方在住の社会人女子の生活水準は、いまはタイ・バンコクの同世代の女性と、大差ないだろう。先日、それを日本の飲み屋の若い女性に伝えたら、キョトンとされてしまった。

日本人のほとんどは、世界でもトップクラスの豊かな生活を享受できていると、まだ思い込んでいる。実質の経済レベルは、いまやアジアの中堅かやや下の国と、同じレベルになりつつあるという認識がない。

堀江貴文

タイ

↑高度経済成長期にアメリカ人が日本人は着物を着ていると錯覚していたように、日本人はアジアの国々を貧しい国と見下すが、実際は日本よりもアジアの国々豊かになっている

また、堀江貴文さんは、日本の現状を次のようにも指摘しています。

まさに地球規模で、アジアに追い風が吹いている状態だ。

しかし、日本の経済成長率はアジア24カ国の中で下から2位。つまり、23位である。外から見た場合、「豊かなニッポン」を誇っているのは日本国民だけという、あまり笑えない事態が進んでいるのだ。

堀江貴文

丸の内

↑一生懸命に嫌な仕事をし続けた日本は、アジアの中でも貧しい国になっていることにほとんどの人は気が付いていない

こうした状況は、大前研一さんや田原総一郎さんは、かつてから日本国民に警告しており、2003年に発売された、二人の共著の『「茹で蛙」国家日本の末路 : 日本が元気になる最後の一手』では、日本を水から徐々に温められるとついには茹で上がって死んでしまう、暢気な蛙である茄で蛙に例えています。

この時から、中国やシンガポールは世界中からお金が集まり発展していくことや、ITの発達により企業の肩書きは無意味になり個人の力が試されるようになること、人・物・金がグローバルに国境なく移動していくボーダーレス経済などについて言及されており、日本が世界の中で力を失っていくことはずっと昔からわかっていたことであり、警告され続けたことですが、とうとう実際に世界に飛び出す人しか生きていけない時代が来てしまったようです。

日本という国がじっくりとゆで上がり、死に絶える前に、「気づくんだ、とびだすんだ」と一人ひとりへ訴えたい、「こうすればできるよ」とエールを贈りたい、という愛情が伝わってくる1冊である。

田中武│「茹で蛙」国家日本の末路 : 日本が元気になる最後の一手 (2003 年5月発売)紹介分より

衰退

↑茹で蛙がお湯の温度が上がっていることに気が付かないように、日本がゆっくりと衰退していくことに気が付いているのはごく一部の人たちのみ

グローバルエリートになんてならなくても、日本でマイルドヤンキーのまま、今と同じ生活ができればそれで満足という人もいるかも知れません。

しかし、日本が置かれている状況はそんなに甘いものではなく、元経済財政政策担当大臣や元金融担当大臣を務めた竹中平蔵さんが、「普通に働いてるだけでは生活水準は低下する」と言っているように、中間層はこれまで以上の努力をして自分の力で稼いでいかなければ、生活を維持することすら出来ず、貧困層に入っていくことは間違いありません。

海外に出て行く人は、”エリート層”に限られ、出て行かない人の代表は”マイルドヤンキー層”となっていくだろう。前者と後者の断絶は深い。(中略) 両者の格差は開く一方で、中間層は消えていくだろう。

堀江貴文

グローバルエリート

↑グローバルエリートはますます豊かになり、日本にこだわるマイルドヤンキーは貧困層になり中間層は消滅する

大前研一さんが、かつて「これからの時代は、その人が生み出す付加価値によって年収が、500万円と、5億円の人に分かれる。」と言い、同じ大学を卒業しても年収に100倍の差がつくと言いましたが、現在では日本人の給与所得者の平均は400万円台前半と、500万円にも満たず、更に貧富の格差が広がっているのが現状ですし、この平均給与はこれからも下がり続けていくでしょう。

ユニク口を世界を代表する企業に成長させた、ファーストリテイリングの柳井正社長も同様に、年収に100倍の差がつく時代になっていると言っていますが、世界中でビジネス展開する柳井正社長の目には、更に日本の現状は厳しく映っているようで、年収が1億円の人と100万円の人に分かれると言います。

それはグローバル化の問題だ。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく。

仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない。

柳井正

↑これからは同じ大学を出ても、年収に100倍の差が付く時代。年収100万円か1億円を決めるのはあなたの選択次第。

ファーストリテイリングは、2020年までに売上高5兆円を目指すと公表していますが、その内訳は4兆円が海外と言っており、私たちが知る日本企業は生き延びることが出来るかも知れませんが、その売上の多くはアジアなどの成長が著しい国で生まれるようになると考えると、会社が存続することと、私たちが働いていけることは全く関係がなく、自分の身は自分で守っていくしかないようです。

柳井正

↑あなたの会社が存続するのと、あなたが働き続けられるかは別問題。(画像: Koji Watanabe via Getty Images)

世界的な大ベストセラーになったリンダ・グラットンさんの『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』では、2025年までに世界の人々の働き方は一変すると述べており、世界中のフリーランスの人たちが協力し合う共同体が作られ、働き方の中心は会社に雇われるサラリーマンではなく、自発的に仕事を作っていくフリーランスの人たちであると言われています。

また、クリントン政権時代のアル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを努め、「ダニエル・ピンクの新刊は3年後のビジネス界の常識をつくる」とも言われる、ダニエル・ピンクさんの著書である『フリーエージェント社会の到来 新装版—組織に雇われない新しい働き方』では、アメリ力では年々フリーランスの割合が増え続けており、そうした会社に雇われない働き方をしている人たちが時代を作っている現状が描かれ、こうした流れが日本にも徐々に広がっています。

一昔前までは海外で働くというと、マッキンゼーやボストンコンサルティングなどのコンサルティング会社や、ゴールドマンサックスといった外資系投資銀行に就職するという手段に憧れる人が多かったのかも知れませんが、スマートフォン一つで世界中の情報にアクセスできるようになった今の時代は、確実にフリーランスとして個人の力で、全世界で仕事をするのが当たり前の時代に感じます。

2025年には、世界中で何十億人もの人たちがミニ起業家として働き、ほかのミニ起業家とパートナー関係を結んで、相互依存しつつ共存共栄していく仕組み-「エコシステム(生態系)」と呼ばれる-を築くようになる。(中略) ミニ起業家たちはたいてい、自分が夢中になれる対象を仕事にしている。(中略) メガ企業を核にして、何千人ものミニ起業家で構成されるエコシステムが形づくられ、大勢のミニ起業家がコラボレーションを通じて活動を調整し合うようになる。

リンダ・グラットン│ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

グローバル 人脈

↑これからの時代は、メガ企業をプラットフォームに活躍するミニ起業家たちが世界中で協力し合い世界を変えていく

世界中で働くフリーランスの人のことを言い換えると、『グローバルエリート』、『ノマドワーカー』と言った言葉になり、そうした人たちが、これからの時代の象徴になるように感じます。

堀江貴文さんも、『君はどこにでも行ける』のあとがきで、出所後はノマドになったと、自分のことを表現していますし、若い世代に大人気のビジネス書著者である本田直之さんも人生そのものをノマドにする『ノマドライフ』という言葉で自分の人生を表現しています。

(ノマドライフとは) 仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。

本田直之│ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと

本田直之 四角大輔

↑世界中好きな場所で好きな仕事を好きな時に好きな人とすることが可能な時代になり、準備と覚悟次第で誰もが実現できる

日本だけで生活していれば、あまり世の中が変わっていないように感じますが、AmazonのCEOのジェフ・ベゾス氏が、「インターネット界の7週間は、現実世界の7年に相当するほど長い」と言っているように、世界のごく一部の天才たちが凄まじい勢いで世界を変えていることに気がつかなければなりませんし、アジアの各国は日本人が想像しないようなスピードで日本人よりも豊かになっていることを知る必要があるように感じます。

ジェフ・ベゾス

↑世界は物凄いスピードで変化しており、ぼーっとしていれば日本はますます世界から置いていかれる (画像: David Ryder via Getty Images)

堀江貴文さんの『君はどこにでも行ける』の中で、落合陽一さんと思想家の東浩紀さんのTweet が紹介されています。

日本で一生を終えるのも、世界に飛び出していくのも、個人の自由ですが、国境関係なく世界中で生活することができる時代に生まれたのなら、日本という狭い島国で一生を終えるのではなく、まずは一歩を踏み出し、海外を自分の目で見て、アジアの著しい成長を間の当たりにし、世界を舞台に活躍する自分の姿をイメージしていくのも、いいのではないでしょうか。

参考文献│NEXT WORLD―未来を生きるためのハンドブック君はどこにでも行けるフリーエージェント社会の到来 新装版—組織に雇われない新しい働き方ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか2022―これから10年、活躍できる人の条件未来から選ばれる働き方ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと7つの制約にしばられない生き方ボールド 突き抜ける力君に友だちはいらない21世紀を生き抜く3+1の力ノマド化する時代

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