【右脳時代の到来】ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク著【書評・要約】

グローバル化という言葉が、聞きなれた言葉になって久しくなりました。しかし、そのグローバル化が、私たちの仕事を奪っていく時代が既に到来しています。

グローバル化、アジアの台頭、ITの進化。こうしたキーワードが、私たちの働き方を劇的に変える時代がやってきています。

そんな時代を生き抜くサバイバル術に関する本をご紹介いたします。

ヒントは『右脳』の使い方!

もし、あなたが、弁護士や会計士、エンジニアなどをやっている人ならば、必ず読むべきです。海外のそれらの職の現状を知るとあなたはいてもたってもいられなくなるはずです。

それ以外の職種の方も、20代のうちに読んでおかないと将来読まなかったことを後悔する日がくるかもしれません。

ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代|ダニエル・ピンク

本日、紹介する本は、『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』です。

著者は世界のビジネスシーンに多大なる影響を与える、ダニエル・ピンク氏です。ダニエル・ピンク氏の著書は、3年後のビジネスの常識を作るとまで言われています。ダニエル・ピンク氏は、アメリカのクリントン政権時代のアルゴア副大統領の主席スピーチライターだった方です。

翻訳は、世界トップと言っても過言ではない、世界中で大活躍するコンサルタント大前 研一さん。

このお二方だけでも、読まない理由はないというくらいですが、なんと帯のコメントが、勝間 和代さんという世界最強の頭脳集団マッキンゼー出身の中でも超エリートの方という恐るべき本です。

この3名の方々の経歴を調べていただければ、この本がどれだけ凄いかということがわかると思います。

本書では、これからの時代は、新しいことを考え出す人と、共感力を持った人が活躍するという時代であるといっています。そのためには、右脳の使い方が非常に重要です。

ダニエル・ピンク氏は、これからの時代の移り変わりを、ブルーワーカー、ホワイトワーカーの時代と区別しておこない、最後にハイコンセプト、ハイタッチの時代が来るという内容です。この本を読むと、これからの時代に必要なスキル、資格を取ることのリスクなどが書いてあります。

左脳の仕事は、インドでできてしまう?

グローバル化という言葉をいたるところで聞くようになりました。

あなたも、自動車メーカーや繊維メーカーなどが中国やベトナム、インドなどのアジアの国に、多くの工場を作っていることは、ご存知だと思います。自動車工場などで働く人々は、仮に日本語が通じなくても、自動車を作ることができれば、仕事として成り立ってしまうからです。

つまり、人件費を比べた時に、日本人を雇うよりアジアの人を雇った方が安いため、多くのメーカーは海外に工場を建設しているのです。

もし、大手のメーカーに務めている方だったら、あなたの会社の工場は全て日本国内にありますか?

ここ数年、そのグローバル化の波が、IT分野にも入ってきました。

顕著なのが、プログラマーです。

ITが発展している今の世の中、オフィスは海外にあっても関係ありません。今や、優秀なインド人のプログラマーを雇うことが当たり前の時代になってきました。インド人は、2ケタ×2ケタの計算をみんな暗算で出来るくらい優秀な方が多く、英語も話せて当たり前です。

本書では一例として、アメリカ人プログラマーとインド人プログラマーの年収を比較しています。

習熟したアメリカ人プログラマーの年収は約820万円。それに対し、同程度のインド人プログラマーの年収は160万円以下で雇えるとのこと。160万円という年収は、アメリカ人にとっては非常に少ない金額です。しかし、インドで年収160万円というとは一般的インド人の平均年収の25倍にあたります。

頭が良く、数か国語を話すことができ、尚且つ人件費も安いインド人を雇わない理由は、どこにもありませんし、すでに多くの企業がインド人をIT部門に雇い始めていますし、外注している企業もどんどん増えています。

アジア諸国の若い優れたプログラマーはアメリカ企業からのオーダーで裕福に暮らし、そしてアメリカ人プログラマーは職を失うだけのこと。

これがグローバル化です。

論理的に考え、命令に従う仕事は、アジアに外注するか、もしくは機械にやらせてしまう。

本書では、安泰といわれていた、弁護士や会計士がたった数十ドルのソフトウェアに、仕事を奪われている現状を紹介しています。論理的に説明できる仕事をすれば生活していける、そんな甘い時代は終わったのです。

それがダニエル・ピンクの導いた仮説です。

これからは「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」の時代

では、私たちはこれからどうすれば、これからの時代を生き残れるのでしょうか?

ダニエル・ピンク氏は今後必要となる、二つの能力をあげています。

それは「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」です。

ハイ・コンセプト

パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、など。

ハイ・タッチ

他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力、など。

これからは「コンセプトの時代」が到来しています。

この時代の中心となるのは、クリエイターや他人と共感できる人。つまり「右脳主導思考」が得意な人々だといいます。

大いに発展したハイテク力を「ハイ・コンセプト力」と「ハイ・タッチ力」で補うのが、今後先進国で生きる私たちに求められることなのです。

まとめ

本書でダニエル・ピンク氏は、これからの成功者と脱落者を分けるポイントを以下のように挙げています。

自分の仕事について考えてみてください。

  • この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか
  • この仕事は、コンピュータならもっと速くやれるだろうか
  • 自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を満足させられるだろうか

あなたの仕事は、大丈夫ですか?

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