『人生ドラクエ化マニュアルⅡ』人生の敵に、会心の一撃をくらわせろ!|JUNZO【書評】

世界中の人を虜にした日本が生み出した伝説的なゲーム、ドラゴンクエスト(通称:ドラクエ)。多くの人が、ドラクエに熱中し、時には寝食を忘れ熱中したことがあるのではないでしょか。

しかし、私たちはゲームの世界に生きているわけではなく、現実世界を生きてることは誰もが知っているはず。ゲームの世界に行きたくてもいけるはずもなく、苦しい仕事に悩まされながら、毎日を生きることに精一杯になっている人も多いのではないでしょうか。「ああ、ドラクエの世界に生きていたら、自分の人生はどんなに楽しい人生だろうか。。。」

思い出して欲しい。ドラゴンクエストに熱中していたあの熱い日々のことを。

世界平和を取り戻そうと、一人荒野に乗り出し 行く手を阻む敵と楽しく戦っていた あの熱い日々のことを!

さて一方、今のあなたは現実世界の敵たちと楽しく闘えているだろうか?

ドラクエでの戦闘のように敵の弱点を探ったり、はたまたどうしたら敵は味方になるのかを考えての敵攻略をパズル感覚で楽しめているだろうか?

\え!?/

毎日、敵との闘いが苦痛で苦痛でしょうがないって?

入学試験、面接試験、仕事での闘いに負け続け、闘うこと自体が嫌になるって?

勉強も仕事もプライベートもうまくいかず、生きる気力がなくなりかけているだって?

ドラクエ(定価5,500円)の勇者に闘いっぷりで負ける人生を送ってどうする!

人生ドラクエ化マニュアルII

前作『人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! –』は、発売からAmazonなどでも一時売り切れ状態になったほどの人気作ですが、話題作の待望の第二作目『人生ドラクエ化マニュアルII』をご紹介します。

前作『人生ドラクエ化マニュアル – 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! –』では、ドラクエを生み出したエニックス社の元社員のJUNZOさんが、ゲームの三大要素である【目的】、【ルール】、【敵】を発見することから始まり、その要素を人生に取り組むと人生がドラクエ以上に楽しくなるのではないかという、『人生ゲーム化理論』について書かれています。

人生ゲーム化理論

血湧き肉躍る【目的】を自ら設定し、【ゲームルール】を創造的に活かしながら、【敵(障害)】との闘いを楽しめば、人生はゲーム化できる。

(人生ドラクエ化マニュアルII P.47)

詳しくは、実際に書籍をお読みいただくか、書評をご覧ください。

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記事にしたところ、大変ありがたいことに、著者のJUNZOさんが運営する公式サイトの人生ドラクエ化マニュアルの冒険仲間に入れていただいておりました。

人生ドラクエ化マニュアル 冒険仲間

(画像:人生ドラクエ化マニュアル)

第二弾の本書は、著者のJUNZOさんが実際に現実世界で遭遇した敵をどのように闘ったかを紹介してくれている、いわば人生ゲーム化理論の実践編といった構成です。

前回に引き続き、ドラクエはファンには必読書ですが、ドラクエをやったことがない人や女性にも非常に読みやすくオススメの一冊です。実際に前作は予想に反して、女性の読者が非常に多かったと言います。

人生の敵との闘いを楽しい戦いに!

人生で、【敵(障害)】との遭遇は非常に苦しいものがありますが、一方でドラクエの中の【敵(モンスター)】との遭遇は楽しく心躍るものです。人生をドラクエ化することで、この苦しい闘いの現実世界の【敵(障害)】に会心の一撃を与え、人生を楽しい冒険に変えてくれるのが本書です。

現実世界で遭遇する【敵(障害)】には、

  • 人の死に直面した時に現れるモンスター「死の恐怖」
  • 良い会社に入ることだけが幸せと洗脳するモンスター「ニセ教師」
  • オマエは一体、何がヤリタイんだと質問してくるモンスター「目的は何?」
  • 何かに挑戦するときに現れるモンスター「不安の影」
  • 会社を辞める時に現れるモンスター「見栄、世間体」
  • 失敗が続くと現れるモンスター「暗い洞窟」
  • 多くの人の目の前に突如現れるモンスター「金欠」
  • 企画を考える時に現れるモンスター「アイデア不足」
  • ふとした瞬間に現れるモンスター「無気力」
  • 大きな夢を目指す時に現れるモンスター「大魔神」
  • 願っただけで夢が叶うと囁くモンスター「引き寄せ理論」
  • 誰もが言い訳する時に現れるモンスター「時間ナシ」

これらの【敵(障害)】を乗り越える際に知っておきたいのが、ドラクエの中の【敵(モンスター)】は倒したときにしか経験値はもらえないが、人生ゲームの【敵(障害)】は、勝ったらもちろん経験値は増えるが、負けても、途中まで逃げても経験値は増えると言うことです。

勝ったら「こうすれば倒せる!」という経験値が増え、負けた場合は「こうやってはダメだ!」という経験値が増えるため、勝つか負けるかは関係なく、ガンガン闘って、ドンドコドンドコ経験値を増やした方が良いのです。

モンスター「ニセ教師」

ドラクエの世界のルールは、ドラクエの作者が決めていますが、人生ゲームでは法律などすでに決められているルールもありますが、ほとんどの自分の人生の生き方などは自分で決めることができるルールです。

しかし、現実世界には嘘のゲームルールが多く存在していることに気をつけなければなりません。嘘のルールを信じたまま人生ゲームを続けると、将来こんなはずではなかったという結末が待って待っているのです。

どこにでも現れる可能性がある、モンスター「ニセ教師」は「嘘のゲームルール」で私たちを洗脳してきます。

「ニセ教師」

出現条件:主に家庭や教壇上に出現。一生を通じて出現してくる。洗脳されると自らが嘘のゲームルールを教える側に回る。

攻撃名:洗脳攻撃

セリフ:「いい学校に入って、大企業に入らないと幸せにはなれないぞ!」

かつての昭和の時代の高度経済成長期であれば、ゲームルールは正しかったかもしれないが、今の時代この嘘のゲームルールは人生を一気に狂わせる、いきなりベリーハードモードに突入し後戻りできないようなルールなのです。

〈嘘のゲームルール〉

勉強して、いい学校に入学し、大企業に就職しなければ幸せになれない。

攻略法としては、まずはみんなが信じているゲームルールを疑い、現実世界をじっくり観察し、自分にとって有効なルール化を考えることです。

世の中には、学歴がなくてもお金持ちはたくさんいますし、幸せない人がみんな学歴があるとは限りません。むしろ大企業に入って、幸せな人生だと自信を持って言える人はほとんど存在せず、本当に幸せな人は自分の人生を自分で切り開いた人です。

モンスター「不安の影」

自分らしい人生を生きたいと思った時に、ほとんどの人が今いる会社では自分の理想の人生を歩めないことに気がつくでしょう。

10歳年上の先輩の年収やライフスタイルを見て、10年後に自分が心から先輩のようになっていたいと感じれば今の会社で頑張るべきですが、おそらくほとんどの人が先輩のようになりたくないと思うのではないでしょうか。そうしたら、自分の理想の人生を送るためには遅かれ早かれ会社を辞める日が来るはずです。

そんな時にモンスター「不安の影」は現れます。

「不安の影」の攻撃。

「路頭に迷ったら、どうするだ?」

多くの人が会社を辞めることに少なからず恐怖を感じるはずです。理想は、会社以外からの収入で生きていけるだけの収入を得られるようになってから辞めることですが、なかなかそうはいかない場合もあるはずです。

しかし、山本太一さんは脚本「早春スケッチブック」の中で次のように言っています。

体裁のいい仕事について、女房もらって、子供つくって、平和ならいいなんて、下らない人生を送るな

と多くの人の人生の目的をカンペキにディスっています。

しかし、よくよく考えると、ゲームも映画も漫画も、先がわからないからこそドキドキするのであって、結末がわかっているものは全く面白くありません。つまり、先の見える安定は、刺激がなく、面白くない、悪であり、不安定こそが、刺激的でワクワクできる、善であるのです。

「不安の影」を倒すのではなく、仲間にすることで、人生をエキサイティングなゲームに変えることが出来るのです。

とは言っても不安を感じる人がいると思います。どんな時も、最高の結果をイメージしながら、最低の時のリスクヘッジをしていくことで、最大の成果が出ると言われています。

失敗して、一文無しになったことを想定して、それを乗り切れるリスクヘッジさえできていれば、失敗は全く怖くないということです。

ドラクエの出発点にある宿屋と同じく、宿泊代があるタダ、食事代タダの、世にも珍しい宿屋なのだ。

その宿屋とは……

ズバリ実家である。

いざという時に実家に帰ることができる人にとっては、人生の中で何かに挑戦することを躊躇する必要がないほど、セーフティネットが張られていることをしっかり認識しなければ、非常に人生がもったないです。

「不安の影」

出現条件:新しいことにチャレンジしようとした時

攻撃名:揺さぶり攻撃

セリフ:「失敗したら、どうするだ?」

攻略法は、不安をワクワクドキドキに変換し、先の見えないことこそが面白いゲームであると理解すること。そして、最悪の場合死ぬかどうかを考えて、「いいえ」ならば挑戦する。失敗しても実家に帰る選択肢がある人は迷わず、いますぐ挑戦コマンドを押すしかありません。

まとめ

ドラクエには、ポーズボタンがありいつでも時を止めることができますが、現実世界にはポーズボタンは存在せず、今この瞬間も刻一刻と人生ゲーム終了へと進んでいます。ドラクエは、何度でもやり直しができますが、現実世界に「最初から」のボタンは存在せず、今まさに冒険の真っ最中です。

今から人生をドラクエのように、寝食も忘れるほどエキサイティングなゲームに変えられるかどうかは、皆さんの努力次第です。定価5,500円のゲームなんかに負ける人生は誰も送りたくないはずです。今日から人生という壮大なゲームを全力で楽しむために、オススメの一冊です。

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